イスラエル軍人質2人を救出 ガザ地区南部のアパート急襲
ガザ、パレスチナ自治区、2月13日 (AP) ― パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスの掃討作戦を続けるイスラエル軍は2月12日、同地区の最南部ラファのアパートを急襲し、銃撃戦の末ハマスに拘束されていた人質2人を救出した。 これはイスラエル軍が公開した救出の模様を撮影した映像。 この救出作戦で、パレスチナ側に少なくとも67人の犠牲者が出た。 ガザ地区最南端に位置するラファは、140万人のパレスチナ人が安全な場所を求めてたどり着いた最後の場所であると同時に、イスラエル軍は同地をハマス最後の拠点と位置づけ、近く総攻撃を行う準備を整えている。 ハマスに拘束された人質救出作戦で、これまでに2万8000人が犠牲になっており、1万2300人の未成年と8400人の女性が死亡。人口の80%が狭い域内で難民となっている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)