1日500枚が手作業の限度 ガザの片隅のオムツ製造工場
ガザ、パレスチナ自治区、2月16日 (AP) ― イスラエルとパレスチナ自治区のガザ地区を実効委支配するイスラム武装組織ハマスの戦争は、最も基本的な生活必需品の不足をもたらす人道的大惨事を引き起こしている。 最も深刻な被害を受けているのが乳児であり、子どもであり、彼ら彼女らの母親で、紙オムツや粉ミルクは入手が困難で、手の届かない価格に高騰している。 しかし、ガザ地区の最も南に位置するラファにある小さな工場が、赤ちゃんの紙オムツを製造して、手頃な価格で供給。経済的苦境にあえぐ家族に頼みの綱を提供している。 紙オムツ不足と高値に対処したこの取り組みは、瞬く間に地域社会に根付いた。しかし、今度は供給が需要に追いつかないという。 「1日500枚作るのが精一杯です」と工場長はいう。 (日本語翻訳・編集 アフロ)