ラーメンぶちまけ、現金投げる カスハラ被害が深刻化 街で聞いた実態 全国初の条例に効果ある?悪質クレームどうする
東京の新条例について名古屋の人は…。 (30代・美容師) 「条例ができるのは、すごく働きやすくなっていい」 (40代・飲食店経営) 「いいのかどうか分からない。それより道徳教育に力を入れた方がいい」 では”カスハラ”の加害者にならないためには、どうすればいいのでしょうか。 (日本ハラスメント協会 村嵜要 代表理事) 「誰もが感情的になる可能性があると思うが、そこは一旦グッとこらえて。今から自分が伝えることは正当なクレームなのか過剰なものなのかを冷静に判断してから、できるだけ丁寧な口調で指摘する」 ■正当なクレームとの境界線…知り合いの「カスハラ」にはどうする? では、正当なクレームとカスハラの境界線は? (日本ハラスメント協会 村嵜要 代表理事) 「正当なクレームは、あくまで現状回復を目指すもの。例えば購入したものに本来入っているものが入っていなかったなど。ミスをしてしまったことに対して更なる対価を求めたり、必要以上の暴言を吐いたりすると、カスハラに該当する」 また、知り合いがカスハラをした時には。 (日本ハラスメント協会 村嵜要 代表理事) 「同行者はカスハラを止めないといけない」 カスタマーハラスメントについて、日本ハラスメント協会への相談件数は4年間で約12倍に増加しています。 東京都のカスハラ防止条例は来年4月に施行されますが、この地方では、三重県が来年度中にカスハラ防止条例の制定を目指しています。 また、愛知県は条例制定を視野にカスハラ防止の協議会を立ち上げているほか、岐阜県も労働組合との意見交換を始めています。
CBCテレビ