医師の仕事、看護師らに振り分け「働き方改革」…夜間対応・カルテ入力任せて残業減「有力な手段」
同社によると、医師の質問を受け、診療のガイドライン(指針)や患者の電子カルテなどから必要な情報を検索し、適切な治療法や診療計画の案を回答する。豊永泰史グループ長は「医師の業務を代替できれば、負担軽減につながる」と意気込む。来年3月まで検証を行う予定だ。
◆医師の働き方改革=2019年4月施行の改正労働基準法に基づき、勤務医の残業は今年4月以降、原則年960時間が上限となった。違反すれば病院側に罰則が科される。研修医や地域医療のためにやむを得ない場合、特例で1860時間まで認められる。