【別府競輪・GⅢナイター】西島叶子は休日なしでの連続参戦にも「疲れは大丈夫」
<11日・別府競輪・初日> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 3着スタートとなった西島叶子が、気持ちを入れ直した。前回は玉野ナイターの決勝7着。その決勝の日に追加の連絡をもらい、「来年のGⅠオールガールズクラシックは賞金のボーダー付近。走れるときに走っておかないと、何があるか分からない。かなり迷ったけど、走ることにしました。でも、決勝を走って疲れ切った後に『あした前検日か』と思うとメンタルにきた」とトーンダウン。その中で、初めて中ゼロでの競走のために別府へ駆けつけた。 レースは終2角で6番手と後方。前にいた永禮美瑠の2角捲りの様子を見ながら、永禮の内を突くと、當銘直美マークの是永ゆうきの後位に入って確定板を確保した。 「冷静に判断できたので、疲れは大丈夫だと思う。意外と脚はいっぱいいっぱいじゃない」と疲労感は思ったほどではないようだ。巨人ファンで、「頑張った分、東京ドームのクライマックスシリーズに行こうかな」。伸び伸びと休日を過ごす日々に思いをはせていた。 ▼3R(西島叶子) 人気の坂口楓華も中1日。疲れがたまっているかも。6―3=全。 ▼7R(山本伸一) 1予は直線で内を伸びて前団に迫った。3―129―1279、3―7―1。