クリエイターのための新しいラグジュアリー! 「ダウンタウンL.A.プロパーホテル」をご存知?
「カルド・ベルデ」の奥には、隠れ家的なカクテル・ラウンジの「ダリア」があります。木・金曜日の夜には、ライブ演奏も。予約をすれば、ハイティーのサービスも。また、宿泊ゲストに向けて朝はここでフリーのコーヒーを用意しています。
バスケットボールコートや屋内プールがスイートルームに
このホテルでいちばんびっくりしたのは、2つのスイートルーム。ホテルが歩んできた歴史がそのまま息づくお部屋です。
「バスケットボール・スイート」は、リビング&ダイニングルームにバスケットボールのコートがあります。2フロア分ある天井高で、ドアの上にバックボードとリングが設置されています。床も体育館のようなツルツルした木材を生かし、その上にラグが敷かれています。 広さは133㎡。隣接するジュニアスイートとコネクトすれば、2ベッドルームとしても利用できます。
もうひとつが「プールスイート」。オープンプランのリビング&ダイニングに35×12フィート(10.6×3.6m)の温水プールがドンと設置されています。壁面には地元アーティストのベン・メダンスキーによるセラミックタイルの壁画が。客室というよりも、施設というか。パーティーを開いたら、楽しそう。
バスルームは艶出しタイルが100枚以上の壁に石造りの洗面台が重厚感たっぷり。リビングには大理石のテーブルや長イス、アームチェアなどが置かれ、地元アーティスト、ジェイソン・トロッターの抽象画が目を楽しませます。広さは258㎡。
2つのシグネチャースイートは、建物がYWCAだった頃のヘリテージ。この大人の遊び心、たまりません。プロパーホテルズは近々、ダラス、レイクタホ、パームスプリングスに開業予定。どんなホテルに仕上がるのか、楽しみですね。
文・写真/古関千恵子