「最初のプレーで同点に持ち込めそうだった」久保建英、2戦連続でベンチスタートも鋭いシュートには賛辞! スタメン落ちの理由に対する現地メディアの見解は?
久保のプレーに対する現地メディアの評価を見ると、『MARCA』紙は多くのチームメイトと同様に3点満点で「1」を与え、同じくマドリードのスポーツ紙である『AS』も同採点としている。前述のバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「2戦連続でのサブ。相手に仕掛け、最初のチャンスでファーポストにシュートを狙ったが、それだけだった」とプレーを振り返り、「時間が少なかった」と総括している。 また日刊紙『EL PAIS』は、彼のシュートの場面を、「久保は最初のプレーで同点に持ち込めそうだった。この日本人ウインガーは、ペナルティーエリア右側でボールを受け、インに切れ込んでから、バルサゴールのファーポストを狙ったが、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが正確に飛び、ボールをキャッチした」と伝えた。 ラジオ局『Cadena SER』は、70分以降のソシエダのプレーについて、「イマノルは、久保とバレネチェアの投入で状況を変えようとしたが、フィジカル面で非常に奮闘していたアウェーチームには、テア・シュテーゲンが守るゴール前で勢いを発揮するのに十分なリズムがなかった」と綴っている。 地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、個別評価の記事において、22歳の背番号14を「この選手がプレーすると常に注目を集める。今回は危険なシュートと2本の良いクロスがあったが、得点には結びつかなかった。また、プレーが上手くいかず、不快そうにも見えた」と評価。プレー時間が短かったこともあり、採点はつかなかった。 最後にサッカー専門サイト『EL DESMARQUE』は、及第点の「6」(チーム3番目タイで交代選手5人の中では単独最高)で、「ピッチに登場するやいなやシュートを試みるなど、存在感を放った」と振り返っている。 構成●THE DIGEST編集部
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