米地元メディアがレッドソックス上原との再契約に疑問?!
同記事が書いていたレッドソックスのその他のオフシーズンの疑問をつけくわえておくと、以下の4つ。 一つ目は、「若い打者を放出して、エース級の先発投手を獲得するべきか」というもの。 シーズン半ばにはホワイトソックスのクリス・セール投手の獲得のうわさがあったが、その交換相手と目されていた若い打者が成長しているため、彼らを放出するべきかどうかを疑問として示している。 二つ目が、「先発投手の層は十分か」という疑問。昨オフにエースとして獲得したデービッド・プライスと、今シーズンに安定感のある投球を続けたリック・ポーセロに続く3人目以降のローテーション投手を不安視している。 三つ目が、今シーズンを肩の手術でシーズンを棒に振ったパブロ・サンドバルを取り上げて「サンドバルは正三塁手の座を勝ち取ることができるか」というもの。サンドバルとの契約はあと3年残っていて、「レッドソックスは、まだ彼をあきらめないだろうとし、三塁を守らせるか、控え選手、または他の選手と指名打者を争うことになるかもしれない」としている。 最後には、レッドソックスの顔だった指名打者のデービッド・オルティスが今シーズン限りで引退したことに触れ「オルティスの穴を埋める指名打者の人材がいるか」と問いかけている。記事では、ブルージェイズのエドウィン・エンカナシオンら外部にもFAとなる好打者がいるが、「彼らは元のチームに残留しそうだ」と予測している。 同紙が伝えたように、王座奪回を狙うレッドソックスにとって、上原と再び契約を結ぶかどうかの去就が、今オフの最大の注目点のひとつであることは間違いない。シーズン終盤の上原の安定感は、高評価を得ているが、42歳になる上原がクローザーにつなげるセットアッパーとして年間通じてフルに投げることができるかどうかという懸念もあり、球団側は、中継ぎ陣全体の編成も含めて決断をすることになりそうだ。