トランプ電話会談は韓国の半分以下…人望ゼロすぎた石破首相「共産党レベルの責任感」亡国の防衛増税へまっしぐら
一体何が起きているのだろう。先の衆院選では「自公過半数維持」を勝敗ラインに自ら設定しておきながら、実際に自公過半数割れをしても責任をとらない石破茂首相。その言葉の軽さは国民からだけではなく、身内の自民党議員からも疑問の声が上がる。総裁選で語っていた政策はことごとく封印。経済政策に至ってはこれまでの岸田路線の継承に向かっている。これまで自民党では冷飯を食わされてきた石破首相だからこそ、国民は変革を期待していた。これまでの古き自民党を断ち切る非連続性を求めていたはずだ。それなのに全くもって古い自民党議員そのものだったのだ。経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏が解説するーー。 【動画】独占インタビュー“自民党のドン”茂木敏充幹事長「私が総理大臣になったら、日本こう変えたい」
石破茂に激しい怒りをぶつける自民党議員
私が思っていたより大々的に報じられることもなかったのだが、自民党議員は石破茂首相に激しい怒りをぶつけた。2024年11月7日、自民党は、衆議院選挙で大幅な議席減少を受け、党勢の立て直しに向けて両院議員懇談会を開催した。石破茂首相は会議冒頭で「多くの同志が議席を失ったことは痛恨の極みだ。私自身が国民の期待に応えられず、深くお詫び申し上げる」と陳謝し、党の結束を強調した。今回の衆院選では、自民党は56議席減の191議席にとどまり、公明党と合わせても過半数を下回る結果となった。約3時間にわたる懇談会には、所属議員約3分の2にあたる200人余りが参加し、執行部への批判や意見が相次いだ。 懇談会は、マスコミシャットアウトで行われたが、その後に、次々と自民党議員が記者団に対して、内容を明かしている。そのうちの3人ほど紹介したい。 西田昌司参議院議員の発言 「一致団結して取り組むべきだという意見もありましたが、その前に、そもそも選挙で大敗しているのですから、その責任はしっかり取るべきです。我々は国民民主党と協力して政権を維持しようという方向で調整を進めています。しかし、その前に責任問題を取り上げてしまうと予算の編成自体が難しくなるため、まずは国民生活を守るために補正予算や当初予算の編成を進める必要があります。私個人の意見としては理解できる部分もありますが、同時に責任の取り方や党の刷新も進めないと、参議院選挙は戦えないと申し上げました」