「電撃的な移籍」デュッセルドルフMF田中碧、英1部優勝経験のある名門クラブに移籍か?「すでに接触している」
ブンデスリーガ2部、フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する、サッカー日本代表MF田中碧がイングランド・チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドに電撃移籍する可能性があるようだ。ドイツメディア『BILD』など複数メディアが報じている。 『BILD』は、「また中盤の1人のスターがデュッセルドルフを去るのだろうか」と題して、「田中が電撃的な移籍をする可能性はあるのだろうか。英国の報道では、リーズ・ユナイテッドが日本代表選手の獲得を望んでおり、すでにフォルトゥナと接触していると報じている」と、リーズ側はすでにドイツのクラブに接触していると伝えていた。 また、「契約解除条項はない」と言葉を続けていたのに対して、英メディア『Daily Mail』は田中の放出条項として265万ポンド(約6億円)が設定されていると、ドイツとイングランド現地で田中の契約に関してそれぞれ違う内容を報じている。 ドイツメディア『liga-zwei』は、「田中とクラブの契約が25年6月までしか残っていないことを考えると、デュッセルドルフは最良の立場にあるわけではない。適切な後任が見つかった場合にのみ移籍に同意することは確実であるため、デュッセルドルフではまだ多くのことが起こる可能性がある。移籍市場もラストスパートだ」と、市場閉幕が迫る中で、何が起きてもおかしくないことを指摘していた。 リーズは、現在イングランド2部ではあるものの、過去には1部でリーグ優勝を果たしたり、UEFAチャンピオンズリーグの前進であるヨーロピアンカップでは準優勝した経験があったりなど、イングランドでも屈指の歴史のある名門クラブだ。昨季はリーグ3位となり、昇格プレーオフに進出。残念ながら、昇格をかけたプレーオフに敗れて2部残留となり、1年でのプレミア復帰とはならなかった。果たして、田中は歴史あるプレミアの名門クラブでプレーすることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部