診察中のイメージ写真（Ponywang / Getty Images）

株式会社ベルタと学生団体megaphONEは、147名の現役女子大生を対象に「婦人科の受診に関する意識調査」を実施しました。9月3日に公開されたプレスリリースをもとに紹介します。 ▼【画像】「女子大生の婦人科の受診」アンケート結果を全部見る。衝撃の回答も…！？

株式会社ベルタが運営する女性ライフステージブランドBELTAは、女性たちの声をきっかけに早期から自分の身体や健康に目を向けてほしいという想いで、2022年から学生団体megaphONEとの協同プロジェクトを発足。女子大生を対象に「健康や性」に関する様々なテーマで調査を行い、女子大生が抱える悩みや実情を広く社会に伝えています。 今回の調査では「女子大生の婦人科の受診」をテーマに、受診経験の有無や、受診のきっかけや理由、また受診してみての心身の変化についての質問が中心に行われました。

【調査概要】

「女子大生の婦人科の受診」に関するアンケート 調査期間：2024年2月1日～4月1日 調査対象：女子大生147名

女子大生の婦人科受診率は38.8％

「婦人科を受診したことはありますか？」という問いに対して『ある』と回答した人は全体の38.8％にとどまり、半数以上の人が受診の経験がないことがわかりました。 また受診したきっかけについて質問したところ、『月経トラブル』という回答が57.9％と最多でした。他にも『生理をずらすため』『身近な人が婦人科系の病気にかかったから』『子宮頸がん検診など公的機関からの案内』などの理由が挙がっています。

婦人科を受診しない理由は？→「必要性をあまり感じない」が40％

婦人科を受診したことがない人に対し「婦人科を受診したことがない理由は何ですか？」という質問をしてみたところ、『健康に不安がなく、必要性をあまり感じないため』という回答が40％と最多でした。さらに『受診することが面倒なため（20％）』『診察に抵抗があるため（18.9％）』などの回答からは、婦人科を受診することへのハードルの高さも伺えます。 また『婦人科を受診するべき症状か判断ができないため（22.2％）』、『女性特有の病気の症状はあるが受診するほどではないから（8.9％）』など、症状を抱えつつも受診していない人もいるようです。