「1日5分掃除 ×1カ月」で家じゅうを整える!【12/11~12/15のやることリスト】
気が重い大掃除。毎年、「来年こそは少し早くから始めよう!」と反省しても、結局取り掛かれず、年末の休みに入ってから慌ててしまう...。そんな人におすすめする「小掃除」は、1日5分の小さな掃除を積み重ねるもの。整理収納アドバイザーでクリンネストの中里愛子さんが考案した小掃除カレンダーにしたがって11月末から始めれば、年内のうちに家じゅうが整えられます。今回は、12/11(水)~15(日)の小掃除です。 【画像で見る】1ヶ月かけて少しずつならできそう!年末までの小掃除カレンダー 教えてくれたのは▶中里愛子さん 整理収納アドバイザー、クリンネスト。片づけや掃除などのサポートや家事代行を請け負う、おうちPLUS代表。日常的にラクにキレイをキープする「小掃除」を推奨し、ノウハウを発信している。 ■毎日チェックしながら進めてみよう! 年末までの間、どこをどう掃除したらいいか、カレンダー形式でご紹介! 平日と土日、タイミングなども考慮してスケジューリングされているから、無理なく続けられます。掃除できたらチェックを入れて、楽しみながら進めてみて。 ■12/11(水)~15(日)□ CHECK! 土日は少しがんばる! ものの整理と不用品処分 実は寒い冬こそ、整理収納に向いている季節。「暖かい部屋の中でじっくりできるので、このタイミングで整理し、不用品は処分を。日常的に動きがある書類や衣類、子どものおもちゃ、靴など、増えてしまう原因と向き合い、ものの持ち方を変えてみるのも大切です」 書類 取扱説明書や保証書、保険関連、DMなど、「後で見よう」「とりあえず取っておこう」と、気がつくと山積みに。「書類は入ってきたその場で処理。すでにたまってしまった書類は一気に整理するより、毎日1束、1回5分など少しずつ減らすのがおすすめです」 衣類 着ていない服がないかチェック! シーズンオフの服や、1年ぶりの冬服も、見直してみると意外と減らせるもの。「ここで服を減らしておけば、福袋やバーゲンで購入しても、収納がパンクしません。1枚増やしたら1枚手放すのを心がけてみて」 おもちゃ類 いるかいらないか子どもに選ばせる 買ったり人からもらったりと、際限なく増えてしまいがち。「子どもが自分で判断ができる年齢であれば、親が勝手に処分するのはNG。いるかいらないかは子どもに任せ、収納するときは一緒に行なうのがおすすめ」 靴 履いていないものや傷んだものを処分 傷んでいたり、サイズが合わなくなっていたりと、比較的処分しやすいのが靴。「新年を迎える前に、げた箱まわりもキレイにしておきたい場所の一つ。靴を整理したら、ついでにたたきも掃き掃除。除湿剤も交換を」 リサイクルショップやフリマアプリなども上手に活用 「不用品が売れれば、年末年始にうれしい臨時収入に。友人などに譲るのもいいでしょう。リユースできれば処分する罪悪感も少ないはず」。リサイクルショップは年末年始に休業する場合もあるので、やはり早めの行動を。 粗大ゴミは早めに処分の手配を 年末は、粗大ゴミの回収日が限られている地域も多いので、うっかりしていると新年にゴミを持ち越してしまうことに……。「掃除の際にもじゃまになるので、早めに不用品のめどつけ、処分の手配をしておくこと」 * * * この5日間は、ものの整理と不用品処分に注力して行います。「大掃除」はものの整理をしつつ掃除をする場合も多く、負担が大きくなりがちですが、分散することで取り掛かりやすくなりますね! 文=徳永陽子