年末は「箱根」の温泉宿へ! 観光せずに「温泉と部屋の往復」はもったいない? のんびり過ごすメリットを解説
年末年始の旅行先として人気の箱根。豊富な温泉、美しい自然、そして多彩な観光スポットが魅力の観光地です。 「温泉宿でのんびり過ごしたい」と考え、観光を全くしないという人もいますが、「せっかくの旅行なのにそれではもったいない」と思う人もいるでしょう。こうした観光を一切しない「宿と温泉だけの旅行」は、本当にもったいないのでしょうか? ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
観光しない旅行はもったいない?
旅行と言えば、観光スポット巡りやご当地グルメを楽しむイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。特に箱根には、訪れる価値の高いスポットが点在し、箱根登山鉄道やケーブルカー、ロープウェイ、海賊船など、景色を楽しみながら移動できるのも魅力です。 しかも箱根には、お得なフリーパスが用意されています。「箱根フリーパス」は、新宿から小田原までの往復と箱根内の主要な乗り物が、2日間乗り放題で料金は6100円、3日間乗り放題は6500円です(出発駅によって料金は変動します)。 観光をしない宿の往復だけを目的とした旅行でも新宿駅と箱根湯本駅の往復運賃2540円がかかることを考えると、実質3560円で使える計算になります。 このフリーパスを使えば、前記した乗り物で箱根を一周しながら、芦ノ湖や大涌谷、彫刻の森美術館、箱根神社といった箱根を代表する観光地を巡れます。箱根彫刻の森美術館の入場料(1800円)や箱根神社の拝観料(500円)や食べ歩きを含めても、7000円~8000円程度で箱根観光を満喫できるでしょう。 せっかく箱根まで来たのだから、「観光しないのはもったいない」と感じるのは無理もないかもしれません。
温泉宿でのんびりすることにもメリットはある
一方、温泉宿での滞在に専念する過ごし方にも、大きなメリットがあります。まず、観光にかかる費用を抑えられることです。夫婦2人なら約1万2000円の節約となり、これを宿や食事、お酒のグレードアップに使って、宿での時間をもっと楽しんでも良いでしょう。 また、宿に滞在するということが、ぜいたくな時間であることも忘れてはなりません。掃除や洗濯、食事の準備といった家事や仕事から解放され、きれいな部屋でゆっくり過ごし、いつでも温泉に入って癒やされる「非日常」を味わうこと。これ自体が旅行の目的にもなるでしょう。
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