「その言葉、言いがちだけど実は危険です!」子どもの自己肯定感を奪う、親の“NG声かけ”3選
こんにちは!子どもの愛着の専門家、助産師さきです。実は日本の子どもたちは自己肯定感が低いって知っていますか? 「日米で決定的な違いが!」娘を全米No.1大学の特待生に育てた母親が語る、子どもの自己肯定感を上げる「褒め方」
ちょっと気になる!日本の子どもの自己肯定感
2015年の国立青少年教育振興機構の調査で「自分はダメな人間だと思うことがある」と答えた高校生の割合がこちらです。 - 日本:72.5% - 米国:45.1% - 中国:56.4% - 韓国:35.2% えっ、日本だけ突出して高い!?と驚いたと共に、納得感もありました。 私はこれまで助産師としてたくさんのお母さんたちから子育ての相談を受けてきましたが、親であるお母さん自身が自己肯定感が低く、周りと比べて落ち込んだり、育児に自信が持てない人によく出会うからです。 自己肯定感が低いとどうなるの? 自己肯定感の低下は、子どもたちにこんな影響を与えます。 - 自信が持ちにくく、新しいことに挑戦できない - 他人の評価を気にしすぎて、自分の意見が言えない - 周りの人との関係づくりが苦手に - 学習への意欲を持ちにくい 自己肯定感とは、自分のことを好きと思えている感覚です。 これが低いということは、自分のことを良いと思いにくいということ。 のびのびと自分らしさを出せないことは、人間関係や学習面にも影響し、子どもの可能性を狭めることにもなりかねません。ではどうしたら自己肯定感が高い子になれるでしょうか?
自己肯定感のカギは愛着にあり!
愛着とは、特定の人との「心のつながり」のことです。 親子の間に安定した愛着が育つと、自己肯定感が高い子になりやすいことがわかっています。逆に愛着が不安定に育つと自己肯定感が低くなる可能性があるということ。 愛着が不安定な人って稀じゃないの!?というと、実は大人では約1/3の人が不安定な愛着スタイルを持っていると言われています。 つまり安定した愛着を意識して育てることが、子どもの自己肯定感を高めるために大切なんです。しかし気づかぬうちに親の言葉が子どもの自己肯定感を下げてしまうことがあります。