PTAの年会費として「3000円」を請求されましたが、これって“任意”ですよね? 強制でないなら払いたくないのですが、問題ないでしょうか? 子どもにデメリットもないですよね?
本当にPTA会費を払わなくていいか整理しよう
ここまでPTAへの加入や会費の支払いは強制ではないこと、会費の未払いやPTA未加入であることを理由に子どもに不平等な扱いができないことを解説しました。 しかし、PTA会費や活動が子どもの利益につながっているのは事実です。PTAがなければ子どもたちが安心して登下校できなかったり、運動会など学校行事の運営を助け合う仕組みや子どもが楽しめるイベントがなくなってしまったりといったこともあるでしょう。中にはAEDの設置費用を賄っているPTAもあり、PTAの存在によって自分の子どもの命が救われるかもしれません。 実際に多くのPTAは子どもにとって有意義な活動を行っています。PTA会員が少なくなると、これらの活動が滞り教員の負担増や子どもの不利益につながる可能性があります。 PTAに加入せず、PTA会費の支払いをしないことも可能ですが、PTAの活動意義を考えてからでも遅くないはずです。「もったいないから払わない」ではなく、まずはPTA会費の使われ方やPTAの活動内容を考えてから、支払うか支払わないか決めてみてはいかがでしょうか? 出典 公益社団法人 日本PTA全国協議会 はじめましてPTA 一般社団法人 全国PTA連絡協議会 PTA未加入世帯の対応 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部