学芸館(岡山)広陵(広島)はつらつ行進 甲子園開場100周年迎えた戦い開幕
第106回全国高校野球選手権大会は7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。49代表校が参加して開会式が行われ、開場100周年を迎えた聖地で頂点を目指す球児たちの戦いが始まった。 開会式では、能登半島地震で被災した穴水(石川)の東野魁仁主将を先導役に、代表校が南から北の順に入場。郷土勢は5年ぶり3度目出場の学芸館(岡山)が16番目に登場し、15番目に入場した2年連続25度目出場の広陵(広島)とともにはつらつと行進した。 選手を代表し、智弁和歌山の辻旭陽主将(3年)が「多くの人々に希望と勇気と感動を与えられることを願って、全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。 学芸館は大会第4日第3試合(10日午後1時10分開始予定)の1回戦で聖カタリナ学園(愛媛)、2回戦が初戦の広陵は第6日第1試合(12日午前8時開始予定)で熊本工と対戦する。 今大会は暑さ対策として、第1日から第3日の1日3試合の日に試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」を導入。開会式は例年より30分早く開始した。大会は休養日を含めて17日間で、日程が順調に消化されれば、23日に決勝が行われる。