去年の交通事故による死者は57人…半数以上は高齢者 死者50人超えは4年ぶり【長野】
去年1年間に県内で起きた交通事故による死者は57人で、高齢者の死者数がおよそ半数と高止まりが続いています。 県警のまとめによると去年、交通事故で死亡した人は57人で統計開始以降最も少なかった前の年より15人増加しました。死者が50人を上回るのは4年ぶりです。そのうちの半数以上が65歳以上の高齢者で、過去10年間で高止まりが続いています。 一方、事故の状況別では、四輪車乗車中の死者は16人で前年から9人増加。歩行中の死者は15人で、そのうちの8割が高齢者だということです。県警は今後、高齢者向けの事故対策を最重点に進める方針です。