海外で日本の美容=J-Beautyが売れている…常識崩壊のプチプラからあの老舗まで 日本のコスメ名作4選
#3 肌ラボにKATE、あっぱれな下剋上はなぜ起きたのか?
日本のプチプラ系は昔からそれなりの水準にあったが、“安かろう悪かろう”の常識崩壊の素地を作ったのが、この2ブランドではなかったか。 デパコス顔負けの濃密保湿や集中美白を1,000円レベルで次々輩出、業界を驚かせたロート製薬の「肌ラボ」。一方、設立当初から異彩を放ち今やトレンドを左右するほどの影響力を持つカネボウ「ケイト」。 もちろん資生堂や花王も安価な名品を地道に作ってきたが、強烈なインパクトを与えた2つのプチプラに業界全体が刺激を受ける形となった。 カネボウ化粧品 ロート製薬 電話番号 06-6758-1272
#4 世界の研究開発力で、資生堂はとてつもない優等生、いやほぼ天才!
エイジングケアの先進性がいかに評価を集めるかを体現する資生堂。世界最大の化粧品開発技術のオリンピック“IFSCC”において、資生堂は過去に31回受賞(第2位の企業は受賞10回)、ほとんどが最優秀賞というぶっちぎりなのだ。 全然知らなかった! と驚き慌てるはずだが、最優秀賞テクノロジーを4つも搭載した製品があるので即買いを。 エリクシール トータルV ファーミングクリーム。その恩恵に毎日浸れる幸せを噛み締めよう。 エリクシール 齋藤 薫 (さいとう かおる) 女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。CREAには1989年の創刊以来、常に寄稿している。
齋藤 薫