MLB カブス・鈴木誠也のトレード、球団が「断れない取引だと感じるようなシナリオも」…代理人が可能性語る
カブス・鈴木誠也外野手(30)の代理人も務めるウルフ氏は、鈴木がトレードで移籍する可能性について言及した。カブスのホイヤー編成本部長とミーティングを行ったことを明かし「(球団は)誠也をトレードしたいとは思っていないと思うが、断れない取引だと感じるようなシナリオも出てくるかもしれない」と語った。 【写真】カブス・鈴木誠也が中谷&天心ら出場のボクシング会場に登場 鈴木はメジャー3年目の今季、2年連続で20本塁打以上(21本)、打率・283をマーク。右翼守備で3失策を犯したことが影響したのか、DHで59試合に起用された。ウルフ氏は「日本からポスティングされたとき、レギュラーのDHとして出場してくれと言われていたら、その球団と契約していたとは思わない。だからDH起用はうれしいことではない」と説明した。 今月上旬、カブスが鈴木、ベリンジャーの両外野手のどちらかをトレード候補にしているとニューヨーク・ポスト紙(電子版)が伝えた。チームに複数の有望な若手外野手が在籍していることが理由だという。 鈴木の契約には全球団へのトレード拒否条項が盛り込まれており、移籍には本人の承諾が必要。ウルフ氏は「トレードはあり得ることではあるが、可能性は低いと思う」と現状を明かした。