ラグビー日本代表、イングランド戦へ前日練習 エディー・ジョーンズHCの姿も、竹内柊平「いつも通りの強いエディーさんでした」
ラグビーのリポビタンDツアーで欧州遠征中の日本代表は23日夜(日本時間24日未明)、最終戦となるイングランド戦(24日)の行われるアリアンツ・スタジアム(旧称トゥイッケナム)で試合前日練習。その後プロップ竹内柊平(浦安)とWTB長田智希(埼玉)がオンラインで会見した。 この日のロンドンは気温が3度、小雨の降る中での練習だった。竹内は「芝は硬かったけど表面は柔らかい。イングランドのFWは大きくて経験豊富な選手がそろっているけど、スクラムは日本の低さで組めば押せる。相手をドミネート(制圧)するのが僕たちのテーマです」と強気一本。前日、体調不良で会見を欠席したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチも練習、ミーティングともに姿を見せたといい「僕らには体調の悪かった素振りは全然見せない。いつも通りの強いエディーさんでした」。 BKでは本来CTBのニコラス・マクカランがSOで先発。BKのリーダー格のひとりの長田は「初めての組み合わせなので不安はあるけれど、BK同士でいつも以上にコミュニケーションを取って、ディテールを話し合っています」と説明。イングランドが得意とするハイパント攻撃には「誰が捕って誰がサポートして、誰がこぼれ球に対応するか、役割を細部まで明確にして準備してきた。こちらからもいろいろなキックを使って相手にプレッシャーをかけたい」と、入念に対策を施したと明かした。 日本とイングランドは過去12戦して全敗。うち7試合はイングランド側が非公式としており、ワールドラグビーが公式にカウントしている試合はW杯での2戦など5試合。現在の世界ランキングはイングランドが7位で日本は13位。試合は日本時間25日午前1時10分にックオフ。
中日スポーツ