原監督「大記録出るぞ」強い青山学院大 6区”野村昭夢が“史上初56分台” 黒田、若林に続き箱根駅伝3つ目の区間新
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路) 往路優勝を飾った青山学院大学は、復路の最初の区間山下りの6区でも圧倒的な強さを見せつけます。 【画像】区間新達成直後、倒れ込む青山学院大・野村昭夢選手 前回大会この区間2位の野村昭夢選手(4年)は、最初の1キロを2分49秒で通過。そして4.5キロを過ぎて下りに入るとさらに加速。 終盤には監督車の原晋監督から「大記録出るぞ、大記録出るぞ。56分台いけるから」の声かけ。野村選手も監督の声に応え、最後の力を振り絞りました。 野村選手は56分47秒でフィニッシュ。これまでの区間記録、館沢亨次さん(96回、東海大)が持つ57分17秒を30秒更新する大記録、史上初の56分台をマークしました。青山学院大学はこれで2区・黒田朝日選手(3年)、5区・若林宏樹選手(4年)に続く今大会3つ目の区間新記録。復路でも独走態勢を築き上げることに成功しました。 【6区の上位5選手タイム】 1位 56分47秒 野村昭夢(青山学院大) 2位 57分38秒 伊藤蒼唯(駒澤大) 3位 58分06秒 小林竜輝(城西大) 4位 58分13秒 廣田陸(帝京大) 5位 58分45秒 山崎一吹(早稲田大)