関電が金品受領で再び会見(全文12完)「森山詣」は存じ上げない
関西電力の役員ら20人が高浜原発のある福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題で、同社は2日午後から記者会見を開いた。 【動画】関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは、「関電が金品受領で再び会見、氏名など公表へ 八木会長、岩根社長ら出席(2019年10月2日)」に対応しております。 ◇ ◇
組織として特殊な情報開示に対応していたことにならないか
日本経済新聞:すいません、日経新聞の【ミズグチ 03:39:22】と申します。15ページにある森山氏への情報提供についてちょっと簡潔にお尋ねしたいんですけれども、森山氏の求めに応じて情報を提供するかを判断していたということころで、窓口になっていらっしゃった関電側の方というのはいらっしゃったんでしょうか。その上で、総務部長から各部門の部長やグループ長に依頼がいっていたということなんですけれども、それは一定程度、組織として特殊な情報開示に対応していたということにはならないのでしょうか。 岩根:組織というのはどこまでの組織ということになるかと思いますが、このプロセスについて継続してたことは事実なので、ここの部分については、いわゆる組織と組織の連携はあった。それぞれの人間がどこまでどう認識してたかは別ですけども、一連のいろんな行為の中で、組織間で連携しないとできない課題もありますので、組織間の連携があった行為であるということは認めます。それぞれの担当がどの程度、これを認識していたかということについては、私は今日現在では分かりませんので、またしっかり見てまいりたいというふうに思ってございます。 司会:よろしいですか。 日本経済新聞:その各部門からこういう情報を開示していいのかっていったような疑問とかっていうのも挙がっていなかったんですか。 岩根:基本的に立地地域を重視するという考え方は、これは非常に従来からやってございますし、他の地元の企業さま、あるいは地元のいろんな方からご要望があったときにも、そのそれぞれに応じた対応はしてございます。ただ、数としてはこちらのほうが圧倒的に多かったということは事実でございます。だからここの吉田開発の分だけをやってるということではありませんが、やはりこれが多かったことは事実と思ってます。 ただ、先ほども申し上げましたように、吉田開発が今、増えているというのは、高浜では土木工事がございませんでしたけど、今、いろんな意味の敷地造成がありましたので、結果として吉田開発の仕事は増えているということでございます。 司会:よろしいですか。もうそちらは大丈夫ですね。じゃあ最後。