殺害予告メール、9000件送信 中学生を書類送検、業務妨害疑い
北海道の団体のメールマガジン配信システムを乗っ取り、東京都内の中学校など約9千件のアドレス宛てに、特定の弁護士を名指しした殺害予告のメールを送ったとして、警視庁捜査1課は12日、電子計算機損壊等業務妨害と威力業務妨害の疑いで兵庫県芦屋市の中学3年の男子生徒(15)を書類送検した。 捜査1課によると、生徒はインターネットで特定の弁護士を攻撃する集団とされる「恒心教」に共鳴。「殺害予告をするとストレス解消になる。自分の気持ちがすかっとすればそれで満足でした」と容疑を認めている。 9千件のアドレスは、大半が韓国の行政機関や報道機関で、都内の中学校などの施設も一部含まれていた。