広島カープ 首位に再浮上 ヤクルトに連勝 台風一過の夜空に菊池涼介&矢野雅哉のアーチ 大瀬良大地も玉村昇悟も好投 矢野のランニングホームラン!
ツーアウトとなって、打席には前日、735日ぶりの一発を放っている矢野。 実況 坂上俊次 アナウンサー 「第5球を投げました。打ちました。センターへ上がった。前進守備だ。頭の上…、どうだ。越えていきそうだ。いや、センターがボールを当てた。こぼしている。ランナーが1人、還ってくる。そして、2人目も還ってくる。そして、矢野は三塁キャンバス蹴るかな。蹴るかな。(三塁コーチの)手が回っている。ランニングホームランか、ランニングホームランか。ランニングホームラン、ヘッドスライディング! 矢野、還ってきました。笑っています、矢野」 「人生初」だと語るランニングホームラン。矢野の2試合連続のホームランで3点を追加します。 玉村は、ランナーを出しても落ち着いたピッチング。8回まで3つのダブルプレーで無失点に抑えると、今シーズン3度目の9回のマウンドへ。プロ初完封をめざしましたが、連打とフォアボールでノーアウト・満塁となり、ここで降板。プロ初完封は持ち越しとなります。 玉村昇悟 8回0/3 球数115 被安打6 奪三振6 天谷宗一郎 さん 「くやしさは残ったんですが、ナイスピッチングでした」 セーブが付く場面となり、登場したのは “ウナギが大好き” 、守護神・栗林良吏 。 最初のバッターはリーグ最多ホームランの4番・村上宗隆 。フォークで三振に切って取ります。 オスナにタイムリーを打たれ、1点を返されますが、続く中村はカットボールで三球三振。最後は代打・川端を打ち取り、ゲームセット。栗林は、リーグ単独トップの36セーブ目を挙げ、玉村は自己最多に並ぶ4勝目。ヤクルト戦は地元で9戦9勝で、首位キープです。(広島 5-1 ヤクルト)
中国放送