ヤクルト・丸山和郁、1000万増の2600万円で更改 来季、外野の定位置置取りへ「自分の弱さに勝つ」
ヤクルトの丸山和郁外野手(25)が6日、神宮球場で契約交渉し、1000万円増の2600万円で更改した。3年目は入団以来最多の96試合に出場。打率は2割4分1厘、61安打、12打点はいずれもキャリアハイの数字を残した。 「前半戦は自分でもびっくりするくらいヒットを打てたり、やっていて楽しかった。後半戦は何をやっても駄目っていう感じだった」とシーズン前半は主にスタメンで1、2番を任され結果を出したが、体力面を含め急失速した夏場以降の戦いの難しさを知った。 外野の定位置取りへ色紙には3つの意味を込めて「勝つ」と記した。「チームとして、この2年間勝てなかったから5位にいる」と話した丸山は「相手チームにしっかり勝って監督を胴上げしたい」「レギュラーをつかみ取るため他の選手に勝つ」「自分の弱さに勝つ」と決意を並べた。飛躍の1年となった今年の戦いは貴重な経験。休んでいられないこのオフに反復練習を繰り返す。
中日スポーツ