アルピーヌF1、アブダビGPでドゥーハンの起用を発表。カーナンバーは61。オコンは即座に契約解除で、ハースでの仕事をスタートへ
アルピーヌは、2024年のF1最終戦アブダビGPで、エステバン・オコンに変わってジャック・ドゥーハンを起用することを正式発表。これまでリザーブドライバーを務めてきたドゥーハンはこれにより、F1デビューを果たすことになった。 【ランキング】アルピーヌ、ガスリー5位入賞でランキング6位確保間近!:F1コンストラクターズランキング アルピーヌは来季のF1に、ピエール・ガスリーと新人ドゥーハンのコンビで挑むことを発表済み。オコンは今季限りでチームを離れ、来季からハースF1に加入することが決まっている。 そのドゥーハンは、急遽アブダビGPでF1デビューすることが決定。カーナンバーは61になるという。 F1カタールGPが終わった直後に、オコンがこのレース限りでアルピーヌを離れる可能性があることが明らかとなったばかり。それから一晩が経過した12月2日のヨーロッパ時間朝に、ドゥーハンを起用することが正式に発表された格好だ。 なおオコンは即時に契約が解除され、ハースでの仕事をスタートすることができるという。アブダビGP終了直後に予定されているテストにも参加できるという。 チームはプレスリリースで、オコンに対して次のように感謝の言葉を述べた。 「我々は、エステバンがこのチームで過ごした時間に感謝するとともに、アルピーヌF1の初勝利を達成したというチームの歴史の一部として残り続ける。エステバンの今後の活躍を祈っている」 オコンは2016年にマノーからF1デビュー。その後フォースインディア、レーシングポイントを経て、2020年にルノーに加入。同年には加入後初の表彰台(2位)をサクヒールGPで獲得した。そして翌2022年、チーム名がアルピーヌとなったその年のハンガリーGPで優勝。これはアルピーヌにとってもオコンにとっても、F1で最初の勝利となった。 その後オコンは2023年モナコGPでも3位表彰台を獲得。今年のサンパウロGPで2位になったのも記憶に新しい。
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