新庄監督のCS仕様の大胆采配に高木豊氏「ほとんど失敗でしたけど、こういうのをやるよとロッテ側に伝わっただけでも良かった」
◆ 短期決戦に向け様々なデータが相手チームに回ることが目的 日本ハムは5日、楽天との試合(楽天モバイル)に3-2で勝利した。 日本ハムは初回、レイエスと上川畑大悟の適時打で2点を先制。その後楽天に追いつかれるも、8回表に清宮幸太郎のソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては4番手・金村尚真が今季7勝目。5番手・齋藤友貴哉がプロ初セーブを挙げた。 5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、CSに向けての新庄監督の戦略が話題に。 この日の攻撃はバントやエンドランなどCSに向けてのサインが多く目立った。この戦略について、解説で出演していた高木豊氏は「CSを完全に意識した作戦なんですけど、無死一・二塁で清宮にどうするかなと思ったら、バントのサイン。これがなかなか成功しないんですよ。そして水谷。エンドランなんですけどバットに当たらない。でもこれは失敗してもいいのかなと思うんですよ」とコメント。 続けて「(CS相手・ロッテの)スコアラーにこういうところは、こういうことをやってくるよ。清宮に送りバントをやらせてくるかもしれないよと。そういうデータが回るだけでもいいのかなと」と新庄監督の作戦を解析した。 その後、作戦が失敗した後でも同じようにエンドランなどを仕掛けた場面に対して「ほとんどといってもいいほど失敗しているんですけど、エンドランなどやって見せとくということが1番大事で。まあ成功するのが一番よかったんでしょうけど。やっぱり失敗してもこういうことがあるよということがロッテ側に伝わっただけでも、僕は新庄野球ってのは引っ掻き回してくるぞということで、良かったのではないかと思いますね」とこの日の作戦に言及した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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