いま買うべきスマートウォッチと言える!Xiaomiの2機種を比較レビュー【今日のライフハックツール】
オーソドックスな腕時計スタイル
『Xiaomi Watch S3』は、オーソドックスな腕時計のようなデザインのスマートウォッチ。アナログ時計のウォッチフェイスにしていれば、パッと見でスマートウォッチだと気づかれることはないでしょう。 ところで『Xiaomi Watch S3』のケースは、直径約47mm、厚み約13mm。一般的な腕時計よりかなり大きいサイズになっていて、シンプルな面だけで構成されています。 おそらく、間延びして安っぽくなってしまわないように、細部の詰めが相当に難しかったに違いありません。 もともと価格比のデザインレベルが高いXiaomiですが、この『Xiaomi Watch S3』のデザインチームは、本当にいい仕事をしていると思います。
ベゼルが交換できるユニークな仕様
ファッショナブルなスマートウォッチ『Xiaomi Watch S3』の特長として見逃せないのは、ベゼルが交換できるところ。 純正の交換バンド以外に、市販の腕時計バンドをセットすることもできるので、組み合わせ次第でさらに高級感をアップすることも、おしゃれなスタイルにチェンジすることもできます。 もちろん、ウォッチフェイスも多数用意されていて、同じフェイスデザインにカラーバリエーションも展開されているなど、自分好みに仕上げていくアレンジを、存分に楽しむことができます。
Xiaomi HyperOSとしっかりしたハード構成
Google Wear OSベースのXiaomi HyperOSは、しっかり安定して動いてくれます。少なくとも試用していた7日間で、もたつくなどの微妙な印象を持つことはまったくありませんでした。 あえて辛口な書き方をするなら、先進的な機能の先取りが見られないとも言えますが、スマホと違って小さい画面しか持っていないスマートウォッチにアレもコレもと求めても、結局は大して使いもしない機能のせいで電池持ちが悪くなるくらいのもの。 日本ではXiaomi Pay(電子決済)が使えないという点だけは、残念ながら弱点と言わざるを得ませんが、ここに目をつむれるなら、特に不満を感じることはないだろうと思います。 搭載センサーは、心拍数や酸素飽和度、月経周期予測、睡眠データなどのチェック、ストレスモニタリングにも対応した高機能仕様。 また、Amazon Alexaも利用可能になっていますし、スマホと連携して通話やリモートシャッター(※)、ボイスレコーダーなど、スマートウォッチとしてライバルに見劣りしない機能も搭載されています。 ※Xperia 5 VのPhoto Proアプリには対応していませんでした。