「翔んで埼玉」級の衝撃作が他にも!「Netflix」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」で配信中の“笑える&スカッとする”映画3作
2:ミステリーの構造でぶっちぎりに笑いを取る!『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
「昨夜は飲み過ぎちゃった……。どうやって家に帰った!?」、そんな経験がある人には身につまされるかも? 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』はまさにそんな映画です。 結婚式を翌日に控えたダグと、その親友で教師のフィル、「ドクターだ」とアピールする歯医者のスチュ、そしてダグの義弟となるアラン。4人はラスベガスへ繰り出し、独身最後の大騒ぎ! ところが翌朝、二日酔いでヘロヘロのフィルが目覚めると、超豪華スイートルームはしっちゃかめっちゃか。昨夜、何が? フィルら3人は、姿を消した“花ムコ”・ダグを探します。結婚式は明日なのに! つまりこれはバチェラー・パーティー(新郎が結婚前日の夜を友達と過ごすパーティーのこと)に浮かれた男子4人によるケタ外れの悪ノリと、破壊的な様相のスイートルームに残された痕跡のあれこれ、それが伏線となって失われた記憶をたどり、あの夜に何が起きたか?という謎を読み解くミステリーのような構造です。 でも“ミステリー”という言葉が持つ冷ややかな印象はゼロ。下品なギャグとか3人のバカさ加減にこちらの口はあんぐりで、「男子って結局、男同士で遊ぶのが好きだよね~」みたいな気分でゲラゲラ笑えます。 笑いの肝は、もじゃもじゃ頭にあごひげ、突き出た腹にサングラスという見た目も怪しいアラン。コメディアンであるザック・ガリフィアナキス演じるこのキャラの変人(変態?)ぶりが、映画をひっかき回します。またフィル役のブラッドリー・クーパーはこの映画で大ブレーク、いまや本気の演技派となって賞レースの常連で、監督としても高い評価を受けています。 仕事と子育てと家事とで手一杯。とにかく頭を空っぽにして笑いたい! そんなときに効き目抜群の一本です。 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』 監督:トッド・フィリップス 出演:ブラッドリー・クーパー、 エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ヘザー・グラハム、ジャスティン・バーサ ほか 配給:ワーナー・ブラザース 「Netflix」「Prime Video」「U-NEXT」他で配信中 (c)2009 Warner Bros Entertainment Inc. All rights reserved.