最新のホンダ「NT1100」が白バイに!? 北米で「NT1100ポリス」発表
クラス最軽量で優れた運動性能を発揮
アメリカンホンダは、「NT1100」2025年モデルをベースにした警察車両「NT1100ポリス」を発表しました。 【画像】ホンダの熊本製作所で公開された「NT1100ポリス」を画像で見る(13枚)
日本においては2022年より導入されているNT1100は、CRF1100Lアフリカツインをベースに、快適で軽快な走りを楽しめるモデルとして登場した大型スポーツツアラーです。 すでに12,000台以上が販売され、2023年には欧州で最も人気のあるスポーツツアラーとなっているNT1100の最新モデルではクラッチ付きのモデルのほか、DCTモデルも用意。 エンジン内部の改良や吸気ダクト、ECUセッティングを変更することで低中速域でのトルクアップを実現しています(最高出力75kW/7500rpm、最大トルク105Nm/6250rpm→112Nm/5500rpm)。 米国においてはこれまで、「GL1800」や「NC750」、「ST1300」をベースにした警察車両が採用されてきましたが、それら車両の生産終了に伴い、今後も警察当局をサポートするため、2025年モデルで改良されたNT1100をベースに警察特別仕様車を開発。 パニアバッグ、カスタマイズが容易なワイヤーハーネス、エンジンガード、リアバンパー、ドキュメントボックス、シートカウルなど、警察機関向けに開発された特別装備を標準装備しています。 なお、同モデルは今後、中南米などでの展開も検討されているようです。
バイクのニュース編集部