【速報】新年恒例西宮神社「福男選び」 「一番福」は宝塚市の高校生・大岸史弥さん「自分の福を能登の皆さんに分けられたらいいな」 能登半島地震で被害受けた石川県珠洲市の神社神職が「裏方」として参加
新年恒例「福男選び」が兵庫県の西宮神社で行われ、今年の「一番福」は宝塚市の高校2年生、大岸史弥さんが手にした。 ■【動画全編】新年恒例西宮神社「福男選び」 「一番福」は宝塚市の高校生・大岸史弥さん 能登半島地震で被害受けた石川県珠洲市の神社神職が「裏方」として参加 午前6時、抽選で選ばれた参拝者108人が太鼓の音と共に開けられた赤門から一斉に境内に飛び出した。 「福男選び」は商売繁盛の神様「えべっさん」の総本山西宮神社の開門神事で、本殿までの約230メートルを駆け抜け、「一番福」から「三番福」までの「福男」が選ばれる。 「一番福」の大岸さんは「開門して前列から抜け出したので、これは福男になれるなと思いました。自分の福を能登の皆さんに分けられたらいいなと思います」と話しました。 大岸さんは陸上部の所属で100メートル走の記録は12秒台前半だということです。 一番福:大岸史弥さん(高校生) 二番福:小松勇輝クワァベナさん(大学生) 三番福:矢吹彰大さん(大学生) 今年は阪神大震災から30年を迎えるが、西宮神社でも境内の施設が倒壊するなど大きな被害を受けた。 今年は能登半島地震で大きな被害を受けた、石川県珠洲市の須受八幡宮(すずはちまんぐう)の神職、小林準也さんが、赤門を内側から支える「門押さえ」として参加。 小林さんは「災い転じて福と為せるような福を持ち帰りたい」と意気込みを語っていた。