大谷翔平の提案に球団社長が仰天「もう一回言って?」 騒然となった球団幹部とのやり取りを回顧
USAトゥデイが独占インタビューを公開
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は昨オフ、10年7億ドル(約1014億円=当時)の大型契約を結び、その多くが“後払い”となる契約内容でも注目を集めた。米全国紙「USAトゥデイ」は大谷やネズ・バレロ代理人などの関係者がドジャース移籍1年目を振り返る独占インタビューを公開。スタン・カステン球団社長は、大谷側から受けた仰天提案に対する率直な反応を回顧している。 【動画】称賛された“124万円の使い道” 大谷を目の前にして相手が感激した実際のシーン 大谷がドジャースと結んだ10年7億ドルの大型契約のうち、6億8000万ドル(約986億円)は2034年以降に支払われる“後払い”となっている。後払い契約自体はMLBでは以前からあるものだが、約97%という比率は前代未聞。大谷側から提案を受けた球団幹部たちも騒然としたという。 米全国紙「USAトゥデイ」は「独自:ショウヘイ・オオタニがドジャースのワールドシリーズ制覇や7億ドルの契約について『これ以上何を求められる?』」と題する記事を掲載。後払いは「完全にオオタニのアイデアだった」と伝えた。カステン球団社長は「アンドリュー(フリードマン編成本部長)から最初にそのことについて聞いた時のことを覚えている」と驚きの提案について振り返った。 カステン氏は「『もう一度言ってくれるか?』それが私の正直なリアクションだった」と思わず聞き返したと回顧。「アンドリューは『できますか?』と言った」と実現可能性を探り始めたという。自分のことよりも球団が補強しやすくなることを優先した大谷の決断について、バレロ代理人は「彼ほど多くのものを諦める無私無欲なアスリートはもう見ることがないと思う」と称賛した。
THE ANSWER編集部