「闇バイト」募集の被害防止へ県警と大学生が「サイバーパトロール」【長崎】
テレビ長崎
SNSなどを通じた、いわゆる「闇バイト」募集の被害を防ごうと、県内の大学に通う大学生が「サイバーパトロール」を行っています。 長崎大学で情報セキュリティなどを学ぶ学生7人がサイバーパトロールに参加しました。 学生たちは、警察官や専門家の立ち合いの下、SNSなどに「闇バイト」の情報が掲載されていないか確認し、問題ある投稿を専門のサイトに通報しました。 「1件通報してもらいました」 SNSなどには、「短時間」「高収入」などとうたうアルバイト募集の投稿が見られますが、県警では犯罪行為に加担させる、いわゆる「闇バイト」につながると特に若い世代に注意を呼びかけています。 学生 「結構ニュースで聞くが、実際にどういう方法でなどは知らなかったので知ることができてよかった」 県警サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザー 河田芳希さん 「簡単にもうけることができる、楽してもうかるなど甘い言葉を使ってくるので、そういうところに注意してもらい、簡単にもうけるような話は必ず裏があると疑ってかかってほしい」 30分のパトロールで学生たちは、ネット上の違法な情報を通報するサイトに14件を通報し、県警も注意喚起のメッセージをXで4件送信しました。 サイバーパトロールは、県立大学シーボルト校や長崎総合科学大学でも行われ、学生たちは同級生たちに闇バイトへの注意喚起をするチラシを配って被害に遭わないよう呼びかけました。
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