残るは1席、太田格之進が有力か。アキュラ陣営のメイヤー・シャンク、耐久戦ドライバー3名を発表/IMSA
アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)は11月14日、2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権内のミシュラン・エンデュランス・カップにおける第3ドライバーとしてアレックス・パロウとスコット・ディクソン、さらに開幕戦デイトナ24時間レースでの第4ドライバーにフェリックス・ローゼンクビストを起用すると発表した。 【写真】スーパーGT第8戦モビリティリゾートもてぎを訪れたデイビッド・ソルターズHRC US社長。太田格之進と話すシーンも 2025年、アキュラ陣営へと復帰し2台のARX-06を走らせるMSRは、すでに60号車のフルシーズンドライバーとしてトム・ブロンクビストとコリン・ブラウン、93号車ではレンガー・バン・デル・ザンデとニック・イェロリーの名前を発表済みだ。 先月の2024年最終戦モチュール・プチ・ル・マンではチップ・ガナッシ・レーシングのキャデラックVシリーズ.Rで出場し優勝したディクソンは、ブロンクビスト、ブラウンとともにミシュラン・エンデュランス・カップの5ラウンド(デイトナ、セブリング、ワトキンス・グレン、インディアナポリス、ロード・アトランタ)で60号車のドライバーを務める。そしてMSRのインディカーのレギュラーであるローゼンクビストが、デイトナでのラインアップを締めくくる。 一方、現インディカーチャンピオンのパロウは、93号車でイェロリーとバン・デル・ザンデとチームを組み、耐久レースに出場する。 シーズン開幕戦デイトナにおける93号車の4人目のドライバーは未発表だが、今週末のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのIMSA公認テストには、ホンダのドライバーである太田格之進がチームに加わることになっている。 チームはこの93号車の最後のドライバーについて、「今後数週間のうちに」アナウンスするとしている。 「IMSAのラインアップがまとまったのを見るのは本当に素晴らしい。今年は本当に才能のあるドライバーがそろっていると思う」と同チームの共同オーナーであるマイク・シャンクは語った。 「もちろん、フェリックスが24時間レースに加わるのは当然のことだった。彼はインディカーで実力を発揮しており、IMSAでも大きな力を発揮してくれるだろう」 「スコットがIMSAの耐久レースで何をすべきか分かっていることは言うまでもない。長年の努力の末、ようやく彼がチームに加わってくれて本当に嬉しい」 「アレックスもGTPカテゴリーで何が必要か分かっている選手のひとりだ。もちろん、彼もインディカーで大活躍している」 「今週末のテストでどうなるか、楽しみだ。準備は万端だと思う」 [オートスポーツweb 2024年11月15日]