角田裕毅「気にしても意味がない」レッドブル昇格の話題に言及…重要なことは「レッドブルに乗ることだけじゃない」|WEDNESDAY F1 TIME
VCARB F1チームの角田裕毅が、F1昇格を果たしてからの目標であり続けているレッドブル昇格について見解を述べた。 ●動画「これ間違えました?」 「…間違えました」サンパウロGP予選3番手の角田裕毅…パルクフェルメに戻るシーンを突っ込まれ思わず赤面 すでに2025年のレギュラードライバーは10チーム20シート中、19名が内定している。定まっていないのは角田の僚友1シートだけとなっているが、レッドブルのセルジオ・ペレスはマックス・フェルスタッペンとのポイント差が大きいことから、契約満了までまだ時間があるにもかかわらず、入れ替わりの可能性について各メディアで報じられてきた。 もしその場合は角田、リアム・ローソンなど、レッドブルグループ所属のドライバーとなる可能性が高い。
角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #34』に、イタリア・ミラノの新居からリモート出演。番組内の“リフト&コースト”(※アクセルオフの状態でマシンを走らせること)というコーナーでは、先輩ドライバーの松下信治氏から角田に対して次のような質問が飛んだ。 松下「あの予選(サンパウロGP予選の3番グリッド獲得)を見せられて。(素晴らしい内容の)予選は今回だけじゃないですけど、レッドブルに行けるのか。どうなのか。聞きたいですね」 センシティブな話題について角田本人に直撃したこともあり、番組MCのサッシャ氏が”はい、もう本当ごめんなさい”とフォローを入れる。
すると角田は苦笑いの表情を浮かべながら「全然リフト&コーストじゃないじゃないですか」と困惑の様子。 「これフラットアウト(アクセルをベタ踏みのフルスロットル状態にすること)です。結構ブレーキもギリギリですね。これ、かなり攻めていますよね」 サッシャ氏が“でも、それ(レッドブル昇格)に向けて頑張っていることは間違いないですよね”と一言フォローを入れると、角田はレッドブル昇格という進路について、言葉を選びながらこう言及した。 「そうですね。まあ僕がコントロールできることじゃないんで。僕がレッドブルに乗るために促せることって、(トラック上の)パフォーマンスだけじゃないですか」