親が勉強苦手でも「算数が得意な子」になる！ 30億件の学習データに裏付けられた“究極の勉強法”
親が数字が苦手でも、子どもを算数好きに育てられる！
自分が数学をはじめとした勉強が苦手だし、教える時間もないからと、ついつい子どもの勉強が先生や塾任せになってしまっていませんか？ そんなあなたに、書籍『小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法』をオススメします。 数学が苦手な人でも、難しいことをせずとも、子どもを算数好きに育てる事は可能なんです！ タブレットを利用した小学生の算数学習教材で、全国模試1位の子どもを多数輩出している「RISU」による30億件の学習データに裏づかれた「算数（勉強）が伸びる子」の育て方。 小学5年生ではもう手遅れ!? 苦手な勉強を小4までに克服すべき理由と克服法 今回はその中から、「Q 子どもがつまずきやすい問題は（高学年編）」というトピックスをご紹介。算数のつまずきやすいポイントを曖昧にしたままだと、その後の算数・数学の得点全体にもマイナスの影響が及ぶのだそう！ その対策は？
重要単元「およその数・四捨五入」の基礎も「位」
「およその数・四捨五入」は、4年生以降に学ぶさまざまな数の概念の入り口となる単元です。ここでつまずいてしまうと、その後の「平均」や「数列」、中学数学の「べき乗」などの単元が芋づる式に苦手になっていきます。 それだけではありません。「およその数・四捨五入」は、検算のさい、だいたいの数字が合っているかの見当をつけられるかどうかにも関わってきます。つまり、この単元の理解を曖昧にしておくと、マイナスの影響が算数・数学の得点力全体に及ぶのですね。 たとえば、次の2つの問題は、「およその数」がわかっていれば、実質的にはそれぞれ5万引く2万、7千引く4千でしかなく、非常に簡単な計算です。しかし、およその数を考える前に、子どもが切りの悪い数字を見て「面倒そう。いやだ」と思ってしまうというのがつまずきの症状です。 最初の教わり方が悪かったせいで苦手意識をもってしまい、その後は本来解けるはずの問題にも取り組む気力を失ってしまうというのが、よくあるパターンです。 重要な単元であるにもかかわらず、「およその数・四捨五入」は小学生の日常生活と強くひもづいているわけではないので、直感的な理解が及びにくく、つまずきやすくなっています。そして、この「およその数・四捨五入」を理解するには、低学年の段階で位を理解していることが絶対に必要です。つまり、ここでも根っことなるのは低学年のときの位の理解なのです。
