すた丼『いい肉祭り』9商品を肉1.5倍で提供、11月27~29日開催「豚肉ショックでも身を切る思いで実施」
アントワークスが全国に計193店舗を展開する丼チェーン「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」は、11月27日・28日・29日、9商品を対象に肉を50%増量する『いい肉祭り』を開催する。 【ほか2点の画像】伝説のすた丼屋・名物すた丼の店『いい肉祭り』対象メニュー「生姜焼き丼」「とろすた丼」「キムチすた丼」「南蛮すた丼」など
〈伝説のすた丼屋・名物すた丼の店『いい肉祭り』2024 概要〉
「すた丼」とは、豚バラを使ったボリューム満点の丼ぶり。豚バラ肉は、低温で油通して余分な脂を落としつつ、旨味を閉じ込め、柔らかく仕上げているという。そこに「秘伝のニンニク醤油ダレ」を絡め、高火力で一気に炒め上げる。並盛でも茶碗約3杯分のご飯を使ったボリューム感も特徴。 『いい肉祭り』では、価格はそのままで対象商品の肉を1.5倍で提供する。通常+税込290円の「肉増量」相当が増量となる。対象メニュー9品は以下の通り。小盛り・中盛りは対象外。デリバリーは対象外。 【『いい肉祭り』対象メニュー9品】 ・すた丼(各種セットメニューも対象) ・すたみな焼き定食 ・生姜焼き丼(各種セットメニューも対象) ・生姜焼き定食 ・トッピングすた丼(とろすた丼) ・トッピングすた丼(南蛮すた丼) ・トッピングすた丼(キムチすた丼) ・トッピングすた丼(ピリ辛鬼おろしすた丼) ・トッピングすた丼(ガリバタすた丼) ※店舗によって販売価格・商品が異なる。 対象商品の肉を50%増量する『肉の日キャンペーン』は、8年前から毎月29日に実施している。現在でも、通常に比べて来客数が130%ほどに増加し、恒例イベントとして定着したという。 アントワークスは、「今でこそ多くの飲食店で29日に肉の日イベントを実施しておりますが、大盛り丼界のパイオニアを自負する当店がその先駆けとして肉の日にイベントを実施し『29日に飲食店で肉をガッツリ食べる』というイメージを作って参りました」。 「肉の増量率についても当社調べで肉の日イベントを実施している一般的なステーキ専門店や肉丼のお店では29%~50%となっており、当店は最上位の増量率で提供させていただいております」としている。 今回は11月29日「いい肉の日」にあわせて、27日・28日・29日の3日間連続で『肉の日キャンペーン』を開催することとなった。 今年は特に“豚肉ショック”とも言われる豚肉価格の高騰が続き、その背景には原油高による豚のエサの輸送コスト上昇や深刻な円安の影響があるとされている。仕入れや運営コストの負担が増す厳しい状況のため、開催を思い詰めたが「食を通じて、日本全国さらには世界の人々の底力となる」という企業理念の下、身を切る思いで実施するとしている。
食品産業新聞社
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