6時間睡眠では少なすぎる!? 「慢性的な睡眠不足」に陥っている人がやりがちなNG行動
こんにちは。人生や人間関係を上手くいかせたい共働き女性に向けて本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。 睡眠の質をさらに上げるために「やるべきこと」「やってはいけないこと」 日々の仕事や家事、育児……夫婦生活を送っていると、様々な時間にリソースを割くことが求められます。 そんな一日の生活の中で、絶対に削ってはいけない時間ってなんだと思いますか? それは、睡眠時間なんです。 にもかかわらず、日本人の多くは時間を確保するために、まず睡眠時間を削ろうとします。 では、一日に必要な睡眠時間は一体どれぐらいなのでしょうか? これは年齢によって変わってくると言われていて、10歳までは8~9時間の睡眠が必要だそうです。 成人になると、7~8時間の睡眠が必要だと言われています。 多くの人がなぜか「睡眠は6時間あれば十分」と考えていることが多いのですが、実は6時間だと少なすぎるんですね。
1日6時間睡眠では少なすぎる!その驚きの理由
6時間睡眠を14日間続けると、2日間徹夜したのと同じぐらいの認知機能になると言われています。 別の研究では、6時間睡眠を10日間続けただけで、1日徹夜したのと同程度の認知機能になるんだとか。 具体的にどのような状態になるのかと言うと、24時間寝ていないと、血中アルコール濃度0.1%と同程度まで認知能力が低下するそうです。 数字だけを見ると、「なんだ~大したことなさそう」と思ってしまうのですが、実は0.1%という数字はかなり高いんですよ。 日本の酒気帯び運転取り締まりは、血中アルコール濃度0.03%からなので、3倍以上の濃度になるのです。 つまり、6時間睡眠が続くと酔っぱらいと同じ認知機能になるということです。 別の研究では、起床後15時間経過した脳の状態は、酒気帯び運転と同じくらいに能力が低下すると言われていますから、お酒を飲んでいなくてもそのようになってしまうんですね。
日本に多い「体調不良がデフォルト」の人たち
実は日本人って、「体調不良がデフォルト」という人が驚くほど多いんですよ。 調子が悪いのが当たり前で、「いつもこんな感じだしそういうもの」という認識なんです。 しかもこういう人は例外なく、睡眠時間が足りてない生活を何ヶ月、場合によっては何年も送っていることがほとんどですから、体調が悪くなるのも当たり前です。 睡眠中は、人が生命を維持する上で大切な細胞の修復や成長をしているので、睡眠不足に陥ると、成長ホルモンの分泌が十分に行われません。睡眠が足りている人は、日中に消耗した細胞に成長ホルモンが働きかけているので、傷ついた細胞の修復が行われ、新たな細胞が作り出されています。しかし、睡眠不足の人はそれらが行われないので、慢性化してしまうと免疫細胞が減少する原因にもつながります。 慢性的な睡眠不足は、様々な病気のリスクを引き起こすと言われている所以がこれです。 体調不良がデフォルトの人がよく風邪をひくのも、睡眠不足により免疫力が低下しているのが原因なんですよね。