リーグ戦3連勝もバルセロナに緊急事態発生 靱帯損傷を負ったベルナルの代役は誰だ
長期離脱の可能性も
ラ・リーガ第三節のラージョ・バジェカーノ戦で、バルセロナは先制点を許しながらも逆転に成功し2-1で勝利をおさめた。しかしながら、バルセロナは勝利の代償としてはあまりにも重いマルク・ベルナルの負傷離脱が発表されている。 [動画]ラ・リーガ第三節ラージョ・バジェカーノ対バルセロナ戦 ハイライト 試合後のドレッシングルームでベルナルが受けた最初の検査では左膝の靱帯損傷と診断された。ベルナルはまだ17歳ながら、既にトップチームで新監督のハンジ・フリックから全幅の信頼を勝ち取っていただけに、悔しい離脱となったことだろう。フリック監督は「マルク・ベルナルの負傷もあり、悲しい勝利となってしまった」と試合後のインタビューで語った。 バルセロナは怪我から100%回復するのを待ちながら、ベルナルの不在をカバーする代役を見つけなければならない。現在のバルセロナはベルナルをはじめ、アンドレアス・クリステンセンや、ガビ、フレンキー・デヨングらといった怪我人が続出している状況だ。その中で、代役のファーストチョイスとなってくるだろうとされているのがマルク・カサドである。昨季Bチームであるバルセロナ・アトレティックでキャプテンを務めた20歳の俊英は、バレンシアでのシーズン開幕戦で先発出場を果たしチームの勝利に貢献した。また、現在バルセロナ・アトレティック所属で「ブスケツ二世」の呼び声も高いパウ・プリムも候補の一人だ。 バルセロナはリーグ戦開幕3連勝と好スタートを切りながらも、特に中盤の負傷離脱に悩まされている。昨季のラミン・ヤマルとパウ・クバルシらに続き、今季も下部組織上がりの選手たちの活躍に期待したいところだ。