「200万円かけて英語を学んだのに…」私を“無料翻訳機”扱いする同僚にムカっ。元外資系バイリンガル会社員の憂鬱
日常で感じる「ちょっとした違和感」について井戸端会議していくこの連載。ウェブマガジン「ミモレ」とその読者コミュニティ〔ミモレ編集室〕に寄せられた皆さんのモヤモヤエピソードをご紹介していきます。 【漫画で解説】「私の努力に“タダ乗り”しないで!」英語学習に200万円つかった会社員の叫び…無料の通訳扱いしてくる同僚たちへのモヤモヤ 今日ご紹介するのは、英語にまつわるモヤモヤエピソードです。
私は“無料の通訳”じゃない!
エピソードをお寄せくださったのは、広告会社で働くユカリさん(43歳・会社員)。 私は転職3回目で、今は小さな広告会社で働いています。前の会社は外資系メーカーだったので、入社後必死で英語を身につけました。市販テキストとアプリで単語を覚え、老舗英会話教室に週2で通って……。ある程度喋れるようになってからも、オンライン英会話は継続して英語を忘れないようにしています。 ちゃんと計算していませんが、全部で200万円はつかったでしょうか。おかげで、「ユカリさんは海外で暮らしたことがあるの?」と言ってもらえるレベルになりました。 しかし、今の会社ではそのせいでモヤモヤすることも……。 同僚は英語がまったくできない人ばかりで、英語の仕事は全部「ユカリさん、お願い」となるんです。しかも、資料や契約書の和訳とか、海外の企業との打ち合わせでの通訳とか、言い方は悪いですが雑用です。部分的な作業を私に依頼するので、仕事自体の成果は(私ではなく)同僚のもの。 AIで翻訳すればいいのにと思いつつ「ユカリさんは英語できるもんね」と頼られるとちゃんと仕上げなきゃとプレッシャーになって時間をかけてしまいます。 そもそも、私はお金と時間をかけて身に着けたのにと思うと腹が立ちます。同僚は私の努力や費やしたコストのことを考えたことはないのでしょう。同僚たちは自分で英語を学ぶ努力をせず、勝手に私を無料の通訳・翻訳機扱いしているということですよね。 彼らが私を利用することで楽をして、私はそのせいで本当の仕事をする時間を侵害されている……そんな風に考えると気がめいってしまいます。