ターキッシュエア、777貨物機追加発注 12機に
ボーイングは現地時間7月2日、ターキッシュエアラインズ(THY/TK)が777F型貨物機を4機追加発注したと発表した。貨物事業会社のターキッシュカーゴが運航する。同社は777Fを8機保有しており、今回の追加導入により12機に増加する。 ターキッシュは2013年7月に777Fを初めて発注。初号機(登録記号TC-LJL)を2017年11月に受領した。これまでに2回追加発注しており、発注済みの8機を2020年3月までに受領している。 777Fは旅客機の777-200LRを母体に開発された貨物機で、最大積載量は102トン、航続距離は4970海里(9200キロ)。旅客機の客室にあたるメインデッキの左側後部には、3.7メートル×3.1メートルの大型ドアを設け、貨物の搭降載をしやすくしている。エンジンはエンジンは777-200LRと同じ米GE製GE90-110B1を2基搭載する。
Yusuke KOHASE