【甲子園決勝戦展望】京都国際（京都）編 見どころ・戦力分析・注目選手・スタメン成績は？
野手陣の戦力分析は…？
打線の中心は、4番で遊撃を守る藤本陽毅だ。ここまで打率.400（20打数8安打）、4打点の活躍を見せており、1回戦では先制となる2点タイムリーを放った。プロも注目する好打者だ。 5番を打つ長谷川颯も、打率.500（16打数8安打）、4打点と好調だ。準決勝では同点に追いつく2点タイムリーを放つと、右翼守備では、6回のピンチの場面で矢のような送球を披露し、補殺を記録した。まだ2年生ながら、攻守に躍動している。
注目選手：中崎琉生
今春のセンバツでエースナンバーを背負っていた中崎琉生。今大会も背番号「1」を背負い、その実力を遺憾なく発揮している。 今大会は持ち味のスライダーが冴え渡り、投球回（22回）を上回る奪三振（28奪三振）をマーク。制球力もあり、大崩れしない投球は見ていて安心感がある。
注目選手：西村一毅
急成長中の2年生左腕・西村一毅。今大会は背番号「11」で出場しているが、その投球にはエースの風格が漂いつつある。 2回戦と準々決勝ではいずれも完封勝利を収め、チームの躍進に大きく貢献している。決勝でも無失点の投球を見せ、同校を甲子園優勝に導きたいところだ。
注目選手：藤本陽毅
今大会、ここまで全試合でヒットを放っている藤本陽毅。まさに打撃の中心にいる選手だ。 準々決勝の智弁学園（奈良）戦では、シングルヒット性の当たりを二塁打にするなど、わずかな隙も見逃さない走塁を見せた。常に次の塁を狙う姿勢で、決勝でもチームに貢献できるか。
スタメン選手の今大会成績は？（準決勝のメンバー）
打撃成績 1番（左）金本 祐伍（3年） 5試合、打率.381（21打数8安打）、3打点 2番（二）三谷 誠弥（3年） 5試合、打率.381（21打数8安打）、1盗塁 3番（中）澤田 遥斗（3年） 5試合、打率.368（19打数7安打）、1打点 4番（遊）藤本 陽毅（3年） 5試合、打率.400（20打数8安打）、4打点 5番（右）長谷川 颯（2年） 5試合、打率.500（16打数8安打）、4打点 6番（一）服部 颯舞（3年） 4試合、打率.111（9打数1安打）、2打点 7番（捕）奥井 颯大（3年） 5試合、打率.286（14打数4安打）、2打点 8番（三）清水 詩太（2年） 5試合、打率.250（20打数5安打）、1打点 9番（投）中崎 琉生（3年） 3試合、打率.200（10打数2安打） 投手成績 （投）中崎 琉生（3年） 3試合（22回）、奪三振28、与四死球4、失点5、防御率2.05 （投）西村 一毅（2年） 3試合（23回）、奪三振13、与四死球10、失点0、防御率0.00
ベースボールチャンネル編集部
