大阪・大川沿いの桜見ごろ 見物人「歩きながら眺める」
大阪・大川沿いの桜見ごろ 見物人「歩きながら眺める」
29日の近畿地方は、高気圧に覆われて朝から晴れ間が広がった。大阪管区気象台によると、同日午前11時までの大阪市の最高気温は17.6度となっており、日中の予想最高気温は21度となっている。大阪市北区の大川沿いでは桜並木が見ごろを迎えている。ただ、大阪府では同日昼前から30日にかけ、黄砂を観測する可能性があるという。 【中継映像】満開となった大阪・大川沿いの桜をぶらり歩き 造幣局付近の様子も
川沿いに咲き誇る桜の花に、朝から散歩をしていた地元の人らの視線は釘付け。朝から見に来ていた大阪市中央区の70代女性は「本当ならみんなで座ってお花見をしたいけど、今年は歩きながら見るので我慢します」と話していた。
大阪府は26日に行われた「第41回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」で、大阪市内の飲食店などに出している営業時間の短縮要請を4月21日まで延長し、対象範囲を大阪府内全域に拡大することを決めた。 会議後の会見で、吉村洋文知事は「通り過ぎながら花見というのは日本人の文化として桜を愛でるということもされると思いますが、シートを敷いて花見をする、飲食をして宴会のような花見をするということは、ぜひ自粛をお願いいたします」と呼びかけている。