ヤクルト・今野が楽天へ6年ぶり復帰「突然のことで驚いています」 出戻り金銭トレードを両球団が発表 19年オフに戦力外で退団の古巣へ
ヤクルト・今野龍太投手が楽天へ金銭トレードで移籍すると6日、両球団が発表した。今野は2019年まで楽天に在籍しており、6年ぶりの古巣復帰となる。 【動画】ファンに向けてあいさつする今野 戸惑いが隠せてない? 今野はヤクルトを通じて「突然のことで驚いています。スワローズでの5年間の中で、優勝・日本一を経験できたことが何よりの思い出です。ファンの皆さんの声援が力となりました。チームは変わってしまいますが、今後も新天地で活躍している姿をお見せできるよう頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。 宮城県出身の今野は、13年のドラフト9位で楽天に入団。ただ、1軍の舞台で活躍ができず19年に戦力外通告を受けて退団。20年にヤクルトへ入団すると、21年には64試合に登板し、リーグ優勝に貢献。翌年も51試合に登板するなど、ブルペンを支えた。ただ、ここ2年は登板数を落とし、今季はわずか6試合の登板に終わっていた。 小川淳司GMは「(楽天から)かねてからそういう強い要望があったんだけど、やっぱりうちは戦力として見ていたので、なかなか現実的にはならなかったんですけど、ここに来てやっぱり試合数もちょっと登板機会もっていうのがあって、彼の古巣でもあるしっていうところで決断した」と、説明した。