小原ブラスの「今年の漢字」が「災」「選」「高」じゃなく「断」の意外な理由
“企業の陰謀”にまんまと乗せられていないか
このほかにも、最新のスマホやPC、毎年のように買っていた美顔器や健康グッズ……。考え始めると、すべて要らないのではないかという気持ちが湧き上がってくる。欲しいと思ったら、スマホでポチッとすれば買える時代。購入する時は気持ちが昂って楽しいが、そんな感情は一時的なもの。 私たちの感情を巧みに利用した企業の陰謀に、まんまと乗せられてやいないだろうか。”物依存症”に陥っていないだろうか。気になる商品を見つけても即決せずに、購入前に1か月間「ほしいものリスト」で寝かせてみれば、実際は必要ないと気づくだろう。 インフレの時代だからこそ、今年の大掃除は自らの不健全な物欲と向き合い、大量消費をやめて地球にも財布にも優しい生活に切り替える絶好の機会ではないだろうか。(タレント 小原ブラス)