【京都ジャンプS】新星スマイルスルーが3連勝で重賞初V 8馬身差圧勝に高田潤「強いのひと言です」
9日の京都8Rで行われたJ・GⅢ京都ジャンプステークス(芝3170メートル)は、高田騎乗で1番人気のスマイルスルー(牡4・斉藤崇)が逃げて後続を突き放し、8馬身差でV。障害未勝利戦から一気の3連勝でうれしい重賞初タイトルを手に入れた。勝ち時計は3分33秒4(良)。 マイペースでハナを切り、難所の三段跳びへ。ややバランスを崩しながらも無難にクリアして流れに乗ると、楽な手応えで直線へ。ラスト1ハロン地点の最終障害を上手にパスすると、そのままグイグイと伸びて圧勝した。 京都ジャンプSは16度目の騎乗で意外にも初めてのVとなった高田騎手は「強いのひと言です。ずっと息が入っていましたし、直線でもかなり余裕がありました。まだギアをひとつ残している状態でしたし、追えばまだ伸びていたでしょう。飛越にまだ上達の余地を残していますが、それも伸びしろと捉えています。まだ4歳ですし、この馬に合わせて完成度を上げていければ」とパートナーをたたえていた。
東スポ競馬編集部