大谷翔平“50‐50”への挑戦も「彼は試合に勝つためにやっている」同僚も全幅の信頼「チームにとっても助けに」
ドジャースの大谷翔平が現地時間9月11日(日本時間12日)、本拠地で行われたカブス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打3打点の成績でチームの勝利に貢献した。 【動画】アジア勢最多に並んだ!大谷翔平が“弾丸ライナー”の47号を放つシーン 初回の第1打席で自己新記録となる47号ソロを放った大谷。米メディア『MLB.com』のファン・トリビオ記者は記事の中で、デーブ・ロバーツ監督の試合後のコメントを掲載している。 それによると、打球速度118・1マイル(約190・1キロ)、角度19度の弾丸ライナーで右翼席へ運んだ47号について、ロバーツ監督は「普通は二塁打だが、ショウヘイは本塁打になる。彼は素晴らしい野球をしていて、我々を引っ張っている」と、低弾道の一発に驚きを隠せなかった。 大谷は「47‐48」を達成し、あと3本塁打・2盗塁で前人未到の「50‐50」に到達する。さらに、3度目のMVP獲得への期待も高まる。記事では、チームメイトのウィル・スミスとマックス・マンシーのコメントも掲載している。 大谷が歴史的な記録を打ち立てていくことについて、スミスは「毎晩それを見ることができるのは楽しい。彼はやってくれると思う。僕はただ、彼がそこに到達しようとしているのを楽しもうと思っているけど、もっと重要なのは、彼は試合に勝つためにやっているということなんだ」とコメントした。 マンシーも「もちろん、彼には(50‐50に)到達してほしい。彼がそこに到達すれば、チームにとっても助けになる。彼は信じられないくらいすごい。毎晩、見たことがないようなことをやってのける」と話したという。 ただ記録を追い求めているのではなく、チームの勝利に貢献する中で偉大な記録を積み重ねてきた大谷。誰も成し遂げたことのない「50‐50」へ近づく度に、チームも地区優勝へと大きく前進していくはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]