もうワケわからん… “火の玉すぎる”ストレートに「ドン引き」 MLB公認分析家が言及… 170キロ“剛速球”が「赤い藤浪」「スピード違反」
“ピッチングニンジャ”の愛称で親しまれているMLBの公認ピッチングアナリスト、ロブ・フリードマン氏がロサンゼルス・エンゼルスの“火炎放射器男”ベン・ジョイスの超“剛速球”について改めて紹介し、話題となっている。 【映像】今季MLB最速170キロ!“火の玉すぎる”ストレート フリードマン氏は、自身が選ぶ“ピッチングニンジャアワード”をX上で発表。それらの中で「2024 PitchingNinja Flamethrower Award for Fastest Whiff.」という、なんともユニークな部門での選出となったのは、エンゼルスのジョイス。ジョイスといえば、プロ入り前からその豪腕ぶりで知られ、デビュー後もしばしばその速度が話題となるため、日本のファンの間でも急速にその知名度を上昇させているが、今回のアワード選出に際し、フリードマン氏が動画で紹介したのは、9月3日(日本時間9月4日)にエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで行われたドジャース戦での投球シーン。 この試合、ジョイスは2-2の同点で迎えた9回表にマウンドに上ると、まずこの回先頭の4番テオスカー・ヘルナンデスを力強い速球でライトフライに打ち取り簡単に1死を奪うと、続く5番のウィル・スミスへは全球速球勝負で空振り三振に。そしてこの回最後の打者となる6番のトミー・エドマンに対しては、カウント0-2と追い込んだ上で、最後は内角低めいっぱいのところへと投じた105.5マイル(約169.78km/h)の超“剛速球”で空振り三振に。この1球は今季メジャー最速、歴代でも2008年の計測開始以来、3番目に速い“超・剛速球”。フリードマン氏によれば「(2008年以降)三振を奪った球としては最も速い」(フリードマン氏)のだという。 “火炎放射器男”の異名といえば、2023年、日本人プレーヤーの藤浪晋太郎がアスレチックスに入団した際にも、現地メディアの多くが“火炎放射器・藤浪”と呼んでいたことが記憶に新しいが、そんな藤浪が同年にマークした剛速球は最速102.6マイル(約165.1km/h)。それをさらに超える剛速球を投げるジョイスに、ネット上の野球ファンからは「右のチャップマン」「赤い藤浪」「火の玉すぎるw」「スピード違反だろ」「バッタードン引きだろw」「もうワケわからん」「わかってても打てないやろw」「被害者エドマン」「火炎放射器でも藤浪さんより制球いいのが厄介や」「エ軍唯一の希望」「大谷さんとの対戦が楽しみやな」といった様々な反響が巻き起こっている。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部