ゼレンスキー大統領“越境攻撃で占領した地域は無期限に保持”
日テレNEWS NNN
ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカメディアに対し、ロシア西部の占領した土地をプーチン大統領との交渉をみすえ、無期限に保持すると明らかにしました。 ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、ロシア西部への越境攻撃についてアメリカNBCのインタビューに応じました。 ゼレンスキー大統領「概念としては我々はロシアの領土を今後も保持する」 ゼレンスキー氏は占領を続けているロシア西部のクルスク州の土地を必要とはしていないが、「勝利の計画」には不可欠でプーチン大統領と交渉を進めるにあたり無期限に保持すると明らかにしました。 また越境攻撃は、ロシア軍がウクライナ国内に緩衝地帯を作るのを阻止するための「先制攻撃」だと主張しました。 こうした中、ウクライナ西部のリビウでは4日、ロシア軍の無人機やミサイルによる大規模な攻撃があり、ロイター通信によりますと7人が死亡し、53人がけがをしたということです。 地元市長は、父親ひとりを残し、7歳の娘を含む4人が死亡した家族もいたとSNSに投稿しました。