25歳以下対象の国内線新運賃「JALカードスカイメイト」を2月に新設するJAL＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　日本航空（JAL/JL、9201）は1月6日、25歳以下を対象にしたJALカード会員向けの国内線運賃「JALカードスカイメイト」を、2月1日予約・発券・搭乗分から新設すると発表した。従来のスカイメイト運賃よりも安価な運賃を設定し、若年層の旅行需要を掘り起こす。2月1日から3月29日まで新運賃設定の記念セールを実施し、対象者に国内線全路線の片道を一律4950円（税込）で販売する。 【写真】A350のクラスJを紹介するJALのCA 　既存のスカイメイトは、満12歳以上25歳以下の利用者を対象に、当日の空席状況に応じて利用できる運賃で、マイル会員制度「JALマイレージバンク（JMB）」に入会している必要がある。新設するJALカードスカイメイトは、JALのクレジットカード「JALカード」の会員限定で、搭乗日当日の午前0時から予約できる。 　2月1日から3月29日まで実施する国内線のセール運賃は、スカイメイトが片道5940円から、JALカードスカイメイトは一律4950円で、旅客施設使用料（PSFC）は別途必要になる。搭乗期間は販売期間と同じ2月1日から3月29日まで。運賃例は羽田発着の場合、札幌（新千歳）線はスカイメイトの通常運賃が片道1万4520円で、セール運賃が8910円、伊丹線は通常時が1万340円で、セールが6930円、福岡線は通常時が1万6500円で、セールが8910円、那覇線は通常時が1万9690円で、セールが9900円などとなっている。 　JALは若年層の旅行需要喚起に加え、非航空系需要の取り込みを強化しており、JALカードも入会キャンペーンを展開する。